テニスで勝つ!Liveベットの考え方

以前「Stats(スタッツ)を利用する」でテニスのお話に少し触れましたが、
今回はLive(in-play)ベットについての考え方をご紹介したいと思います。

テニスは他のチームスポーツと違って基本的に個人戦です。
チームスポーツの場合、ひとりやふたり変更しても著しく状況は変わりません。
プロの場合は。

ただ、個人スポーツの場合は調子の悪さが結果に大きな影響を与えます。

これを前提にブックメーカーへ置き換えて考えてみましょう。

チームスポーツ[サッカーやNBA(バスケットボール)、野球、アイスホッケー]に対して
ベットする場合には、開始前のStatsで予想してもそれなりに結果を出してくれるのですが、
個人スポーツ[テニスやボクシング、ゴルフ、ウインタースポーツのスキーやスケートの類]は、
選手の調子に依存する割合が大きいため、できれば映像で観戦しながらベットしたいもの。

Live映像を見ていれば、知らない選手でも、
対戦する相手に対して有利な状況なのか、それとも不利な状況なのかを判断出来ます。

年間を通してブックメーカーでゲーム数の多いテニスを取り上げて実践してみましょう。

bet365にて実施します。登録はこちらから
(テストケース : 2015/05/26 18:00 全仏オープン1回戦 ぺトラ・クビトバ vs マリーナ・エラコビッチ)

今回はbet365にてLiveストリーミングが無かったため、WOWOWで観戦しながらベットする形。

環境づくり。

まずbet365のインターフェイスを整理しましょう。
Liveベットはタイミングとスピードが勝負。ベットしやすい環境づくりをしておきます。

ログイン後に「In-Play」画面へ。

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画像クリックでハッキリ表示

「In-Play」クリック直後の画面

左のラインナップから対象ゲームを選択
  (これ、結構探しづらいので試合開始前15分くらいは余裕を持ってスタンバイしましょう~)
赤丸➀ : 必要の無い競技項目は閉じてしまいましょう。
赤丸➁ : Live画面を拡大しておきます。
      ここを拡大することで中央の”ベットメニューエリア”の幅が狭くなります。
      (わざと狭くする)
      あまり広いと選択するときにマウスポインタ(カーソル)が迷います(笑
赤丸➂ :必要の無い部分は閉じておきましょう。
左上のFAVOURITES(お気に入り)へ入れてしまいます。
(ゲーム項目の右端に☆マークが薄く表示されていますのでそこをクリック)

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画像クリックでハッキリ表示

このような状態になりました。
Liveストリーミングがある場合には別窓で出して観やすいところに配置しましょう。

Quick Bet (クイックベット)

クイックベットとは、先にベットする金額を決めておいて2クリックのみでベットする方法。

通常の場合、「メニュークリック>金額入力>ベット決定」と行なうところを、
「メニュークリック>ベット決定」と短縮できるメリットがあります。

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「Bet Slip」クリック>赤丸部分「OFF」をクリック。

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「ON」になりました。
赤枠へ事前に金額を決めて入力します。(小数入力OK。10.5など)
下には事前に設定されたボタンが有りますので、忙しいときの変更に便利。(増額のみ注意)

「ゲームスタート」

知らない選手のゲームであれば現況確認の時間です。
できるだけ早目に両者のコンディションを把握しましょう。
事前にできることも有りますが(笑

☑どちらの選手がランキングで上なのか = ランキング上位側の選手をマーク
☑1stサーブがしっかり入るか
  2ゲームくらい(互いのサービスゲーム)を観て立ち上がり状況を判断します。

既に有名でご存知の選手であれば直ぐにベットしていきましょう。
強い選手はサービス側であれば立ち上がりはほぼ勝利します。
(相手側も状況確認するため、いきなり本気で立ち向かわないので)

ベット項目の確認

「GAME WINNER (このゲームの勝利者はどちらか?)」でベットします。
「SET WINNER」とは違いますのでご注意を。

テニスは1セットで6ゲーム先取が基本。3セットのうち、2セット先取で勝利。
(グランドスラムでの男子は5セットのうち、3セット先取)
(詳細なルールをご存知ないかたはWOWOWのサイトが解りやすいです)

ひとつの試合で少なくとも12ゲームは行なわれる計算ですね。
(一方的にストレート勝ちした場合)

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画像クリックでハッキリ表示

ゲームが始まったら、
“1ST GAME WINNER”と”2ND GAME WINNER”のふたつを
ベットメニューエリア(赤枠)の上方に持ってくるようにします。

各メニューの右端に☆マークが有りますのでクリック。
すると上方へ移動します。
(「GAME WINNER」はゲームが始まってから出現する項目なので開始前に設定できません。)

視界に入る範囲内の他のメニューは全て閉じてしまいましょう。<目障りなので

ベットの方向性

基本的にはサービス(サーブ)側の選手に1ゲームずつベットしていきます。
テニスの基本はサービス側(攻撃側)の選手にアドバンテージがあるから。
(実況で「サービスゲームをキープしました」とか言いますよね)

たいてい、サービス側の方がオッズが低くなります。
ここでサービス側にも関わらず、オッズが相手よりも高い場合ベットしません。
高い場合はブレイクされる可能性が大いにあるという意味です。

「GAME WINNER」の表示について

表示されている間にベットしなければメニューが消えてしまいます
これは試合が進む毎に出現しては消えて・・・の繰り返し。
タイミングを外すと、ベット自体できなくなってしまう・・・
これがLiveベットの辛いところでもあり、面白いところ。

図でイメージしてみますね。
ふたつのパターンでブックメーカー側が提供してきます。

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画像クリックでハッキリ表示

 

まずひとつめの「パターンA」

画像左端がゲームスタート。右へ行くほど時間が進むイメージです。
4ゲーム目の辺りまで作ってみました。

「パターンA」 Liveベットに最適なタイプ。
「GAME WINNER」メニューが表示されている時間が長い。
 Liveベットの醍醐味ともいえるシステム。やってて楽しい!

試合中はずっと「現在のゲーム」と「次のゲーム」のふたつのメニューが表示されています。
ベットに関して考えながら出来るメリットがあります。

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画像クリックでハッキリ表示

 

次に「パターンB」

パターンBは選手間の実力差が開き過ぎていて、一方的になりそうなゲームに適用されます。
もしくはあまり人気の無いゲームになるかな・・・

ブックメーカー側も考えてますので、損をしないようなタイミングで表示するわけです。
このパターンになってしまうと、Liveというよりも”予想”という感覚になってしまうので面白くない・・・

ということで、この「パターンB」になってしまった場合にはベットを止める。
・・・ことにしている。私の場合。
これでもベットしたい方はどうぞ(笑 お勧めは致しません。

さて、これより「パターンA」で楽しむ方向で説明します。
下図は1ゲームをイメージ化してみたもの。
各ゲームでのベットタイミングはほぼココになるでしょうね。

live-betmenu-03

の前後あたり。
「40(forty/フォーティ)」に進んだ辺りで次のゲームにベットします。
これを続け、「負け」を避けながら繰り返すことを基本路線とします。

「Deuce(デュース)」になった場合

そのまま傍観しますが、
デュースを繰り返す場合(3回以上~)にはキャッシュアウトした方が安全です。

「キャッシュアウト」

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(ベット金額はテストのため端数でベットしています 細かくてスミマセン^^;)
キャッシュアウトはベットを途中で取り消すことで、
オッズに対する予想額の見返りをあきらめて、少しでも戻そうという考え方。
ただタイミングによって、元本よりも多くなる時があります。

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(別のゲームになってますが気にしないでね 元本よりも大きくなった例を後から作ったもので)

ベット額よりもキャッシュアウト額が上回っています。
このタイミングでキャッシュアウトできるのが一番良いパターン。
自分のベットが有利に動いている途中であれば、こういったことも可能です。

live-cashout02
(キャッシュアウト成功の図)

注:
ハナからキャッシュアウト目的で少しずつ稼ぐようなことを頻繁にやっていると
規制されることもあるので、基本的には上記のような場合にのみ行なって下さい。

さらに。

上記のタイミングでゲーム状況を観ながらベットしていくのですが、
オッズが1.10より低いとかなりの薄利状況で推移します。
ビギナーはこれで慣れた方が良いかと思いますが、
一発の負けで、せっかく積み上げてきた勝ちが一気に無くなります。
これもまた辛い。
そのため、「ヤバそうだな・・・」と感じたら止めておくのが良いのですが、
タイミングをみて相手側に転じてベットするのも手です。

“ダブルベット&キャッシュアウト”

現在、ひとつベットしているとします。
状況が少し悪くなり、
最初1.10オッズだったものが1.50とかになる場合があります。
それでもたまたまミスっただけで、まだ勝つ見込みがあるという状況では、
「直ぐに1.50のオッズでベットし、その後タイミングをみて
先に1.10でベットしたものをキャッシュアウトする」

という手もあります。

一時的に同じゲームにふたつベットしている状況が生まれるので、
「ダブルベット」と言っています。
先に現ベットをキャッシュアウトしてから、
新たなオッズにベットするのもOKですが、
ほぼ時間的にLiveでは間に合いません。

そのため、先に新オッズでベットを入れて後からキャッシュアウトします。
この間、ゲーム内では1ポイント進んでいるでしょう。

パターンとしてはデュースに突入したときにあてはまり易いです。
ADV(アドバンテージ)が決まるタイミングでの
キャッシュアウトが一番良いでしょう。

もちろんキャッシュアウトせず、
そのままダブルベット状態で勝ち逃げできれば最高です。

今回タイミングが取れず、画像で説明できないのが痛いですが、
こういった手も含めて少しでも利ザヤを増やしていきたいですね。

まとめてみる。

「GAME WINNER」メニューでベット
繰り返しで少しづつ増やす
状況を見て相手側からもベット
キャッシュアウトを上手く使う
オッズ更新状況に手を打つ(「ダブルベット&キャッシュアウト」)
ブレイクしそうならチャンス!
  その後のゲームでブレイクバックもあるかも。
セット間の休憩では1stサーブの確率などを確認しておきましょう

いくつかテニス用語を使ってきたので、
テニスに疎い方には解り辛いかもしれません。
ある程度ルールを理解してから実施すると、
更にベットを楽しめるようになります。
また、選手のプレースタイルによってはベットし易い・ベットしづらいなど出てきます。

live-nadal

私は個人的にラファエル・ナダルが好きなのですが、彼のゲームはベットしづらいです^^;
なにせラリーが長くなることが多いので、心臓に悪くって(笑

相性良いのはフェデラー。
彼の「C’mon!」の声を境にギアUPしたと分かります。
必ずブレイクしてくれますね~(^^

なかなか言葉で表現できない部分がLiveベットにはあるので、
上手く説明できていないかも・・・
「こんなときはどうなの?」とか「意味がよくわからない・・・」などあれば
下記コメントボックスよりメッセージ下さい。


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