オッズの重要性
「数字が苦手」って言う方、結構居ません?
私もかなり苦手です^^;
オッズって小数も含めた数字になってくるので、
コレ見るたびに頭痛くなりそうです。
今回はだいぶ前に海外サイトで説明されていた記事を読んで
妙に納得したことをご紹介します。
多少面倒なことも出てきますが、
非常に重要なことなので参考にしていただけると幸いです。
「勝率」ではなく「高オッズ」
「勝率」というのは100ゲームにベットして、
全て勝つことができれば100%。
30ゲーム負けた場合には「勝率70%」となります。
前日10ゲームにベットして、翌日チェックしたら2ゲームだけ負けていた。
その日の勝率は80%。
また同じ数の10ゲームベットして翌日チェック。
1ゲームだけ負けてしまった。しかしその日の勝率は90%。
2日間で20ゲームにベットして3ゲーム負けたことになるので、
2日間での勝率は85%。
前の日よりも「勝率5%アップ!」
こんな感じで勝率をいつも意識していませんか?
いや、普通ですよ^^; いいことだと思います。
勝率は上がるに越したことはないですからね。
しかし、精神的にキツくないですか?
勝率を下げずに「維持する」もしくは「上げていく」
というのは100%に近くなるほど辛くなってくるものです。
ましてや100%越えなんて・・・
「本来、楽しくやるはずだったのに・・・」
ですよね~。
じゃ、これを読んだ今日からは気楽になるかと思います。
「高オッズ」
大きいオッズのこと。これを意識していきましょう。
「余計負けが増えるっつーの、ばかっ」
と言わないで下さい。
ちょっと面倒かもしれませんが、複数のブックメーカーを使います。
例として2015/05/25 3:45に行なわれた、
“イタリア セリエA AC Milan vs Torino” のゲームで説明しましょう。
海外には複数のブックメーカーを集めてオッズを比較できるサイトがあります。
「odds comparison」(オッズ 比較)で検索するといくつも出てきます。
有名な“BetBrain.com”の画面をごらん下さい。
左側にブックメーカー各社のロゴが並んでいます。
各社それぞれ微妙にオッズが違うというのが解りますね?
どうせ同じゲームにベットするならオッズの高いところにベットした方が良い。
その方が少しでも多く戻ってくるわけですから。
「Home」「Draw」「Away」の文字をクリックしてもソートされるんですが、
一応解りやすく丸を付けてみました。
赤丸がACミラン勝利予想の一番高いオッズ、「2.60」。
青丸が同じくACミラン勝利予想の一番低いオッズ、「2.30」。
サッカーの基本はホーム優勢なので、
例としてACミランが勝つ方にベットするとします。
計算を解りやすくするために、1万円をベットすると仮定しましょう。
一番の高オッズを出している「2.60」のWilliam Hillにベットすると、
¥10000×2.60=¥26000。¥16000の利益です。
逆に一番低い「2.30」にベットすると、
¥10000×2.30=¥23000。¥13000の利益。
差額は¥16000 – ¥13000 = ¥3000。
3000円違いますね。昼飯3回分いけますよ。
ガソリンだと20L前後入れられます。
じゃ、さらに。
これと同じようなオッズのゲームに
約1ヵ月間分(30日として)ベットしてみます。
上と同じ条件で1回1万円。30日で30万円分をベットすることになります。
(ただ、勝てればそのまま繰越できるので30万を最初から用意するわけではありません。)
30ゲームにベットして全て勝てるはずも無いので、
半分の15ゲームに勝てたと仮定してみましょう。
この場合、勝率50%です(苦笑
高オッズ「2.60」では :
(¥10000×2.60)×勝利15ゲーム=¥390000。
低オッズ「2.30」では :
(¥10000×2.30)×勝利15ゲーム=¥345000。
その差、¥45000。
こいつを一年間続けたとすると・・・
¥45000×12ヶ月=¥540000!
54万円!!!
「高オッズ」を選択してベットをすることでこれだけ違ってくるのです。
勝率50%なのに。
別に1年もやらなくとも1ヶ月ですでに利益は出ていますしね。
こういった比較サイトで高オッズを確認した上でベットしていきましょう。
もちろん多数のブックメーカーに登録する必要はありません。
自分で管理できる範囲でOK。
その中で一番高いオッズをつけている箇所にベットすれば良いだけです。
もう一度最初に戻ります。
「勝率」ではなく「高オッズ」!
競技種目は問いません。全てにあてはまることです。
これを基本にベットしましょう。